第3回 接写に強くなろう

こんにちは。瀬川陣市です。今回は、「接写に強くなろう」というタイトルでお話ししまょう。

「接写」と文字で読むとなんとなくわかってもらえると思いますが、「せっしゃ」とだけ音で聞くと「ん?せっしゃって、拙者の名前は・・・のせっしゃ?」などと聞き間違ってしまう方もいることでしょう。

「接写」とは、クローズアップ撮影のこと。
この接写撮影は、ブログ用の写真にとても重宝します。
では、その役立つ撮影方法をご案内しましょう。


接写は七難隠す!?

接写撮影中

接写とは、クローズアップ撮影のこと。撮りたい被写体に間近に近寄って撮影してみましょう。


第2回では、ブログに使う写真のポイントのひとつとして、大きく見せて主張しようということをお話ししました。大きく見せる撮り方もいろんな方法があるのですが、その中でもマクロ機能を使っての接写撮影はとても便利です。

接写撮影だと、ワンポイントの部分を画面に大きく写すことができます。「ここが見せたい」という部分をくりぬいて撮る、というような感覚に近いかもしれません。

画面には、被写体のアップを中心に写せばいいので、ビギナーの方にも割りと簡単に構図がまとめられると思います。

かなり乱暴な言い方をしてしまうと、「ドデカく写せばそれなりに使える写真になりやすい」ということになるでしょうか。

特にブログでは、記事中のポイント部分を大きく見せた写真を使うことでインパクト感を読者に与え、記事全体を締まった感じにまとめあげることができます。

あまり写真を撮るのが上手くなくても、接写で撮影することで、ブログで使える写真が撮りやすくなることでしょう。このように書いていくと、「接写は七難隠す」と言ってもいいかも!?

マクロモードを設定しよう

マクロモード設定画面

ソニーサイバーショット T200のマクロモード設定画面。まず、マクロモードの設定方法を覚えましょう。


接写撮影をするには、マクロ機能を使う必要があります。コンパクトカメラなら、最近の機種であればほぼ搭載されています。マクロ機能の設定をONにすれば使用可能です。
一眼レフカメラの場合は、レンズにマクロ機能が付いている必要があります。

まず、自分のカメラでマクロモードを使える状況に設定してみましょう。



パスタプレート

料理などは寄って撮ることで、ピンポイントで見せたい部分をアピールする写真にすることも簡単に出来ます。



次に接写撮影をするときに最初に知っておきたいポイントは、撮影最短距離。
コンパクトカメラの機種や一眼レフのレンズによって、被写体まで寄れる最短距離が異なります。
自分のカメラでは、何センチまで寄って撮ることができるのか、まずこのことを把握しておくと撮影するときにどこまで近づけるかの目安になります。



ピントのズレ例

花にピントが合わずに後の葉にピントが合ってしまった失敗例。接写撮影では、ピントの合う部分のチェックが大事。



そして、撮影するときに特に気をつけたいのが、ピントの焦点箇所のズレです。接写撮影では、ピンポイントでピントを合わせる必要があり、オートフォーカスでの若干のピントのズレもピンボケにつながってしまいます。

特にオートフォーカスで、ピント合わせる場合で、被写体の前後に物がある場合は注意が必要

もし、ピントがズレている場合は、合わせたい部分を画面の中央に一度置き、改めてピント合わせをしてみてください。ピントが合ってから、元の構図に戻し、シャッターを切ればOK。

撮影後は、しっかり被写体となる部分にピントが合っているか、液晶画面で確認しておきましょう。

近づいて見えてくる世界がある

カメラによっては、最短1センチまで近寄って撮影できるマクロモードを搭載している機能があります。
ソニーのサイバーショットT200もマクロ設定の中に「拡大鏡」という選択肢があり、これを選ぶと1センチまで近寄って撮影が可能になります。



USB

USBの差し込み口の先端部分。これも1センチまで寄って撮るとこのような写真になります。



1センチまで近寄れると、日頃は見えない部分も写真の中に見えてきます。
ブログ記事でこだわって書きたい部分をクローズアップさせて見せることも十分に可能です。
普段では見えなかった情報を盛り込んだ写真となり、新たな発見が生まれたりもします。

近接撮影で見せたいところをアップで撮った写真は、ブログには使いやすいことがきっと実感されると思います。



根付

長さ2センチほどの鈴の根付の写真。編込みの部分がよく見えます。



小さい部分のクローズアップの写真は、迫力もあり見る人の目を引き付けます。一見して写真で目立たせる記事にするのには、ピッタリな撮り方と言えるでしょう。実際は小さいものでも、写真で大きく見せることでアピール力も大きくなります。

また、接写は、文章などをメモ代わりに撮るというワザとして使うこともできます。必要な文章などを撮っておくのにも応用できます。マクロ機能は、日頃から使える便利な撮影モードです。



文章部分

商品などにプリントされている、成分表や注意書きなどをメモ代わりに撮っておくのにも接写は重宝します。



接写の応用方法は、まだまだたくさんあることでしょう。必要だと思うところにヒントが隠れているのではないでしょうか。
まずは、身近にあるものを撮るところから始めてみてください。
そこから、だんだんと接写撮影の楽しさを感じていただけると思います。

では、今回のポイントをまとめておきましょう。


【今回のポイントはココ!】
・接写で大きく写すと構図などはまとめやすい
・マクロモードの設定方法、最短撮影距離を確認しておく
・オートフォーカスのピント合わせにズレがないかをチェックする
・寄ることで見えてくる写真で魅せる


では、次回は、「モノの撮り方のポイント」についてお話しする予定です。どうぞお楽しみに。


写真・テキスト 瀬川陣市
Photo&Text(c) Jinichi Segawa - All Rights Reserved.
記事・画像の無断使用・転載は禁止します。


【こちらの記事もご参考にどうぞ!】

アップを撮れるマクロモードを使いこなせ! - [写真撮影]All About

「あゆは28ミリ」の28ミリってなんだ? - [写真撮影]All About





« 【TB企画第二弾】 “構図を変えて”撮ってみる! | トップページ | DSC-T100とT1の画像比較をしてみました »



▼この記事用のトラックバックURL




サイバーショット新製品レビュー サイバーショット「DSC-T200」 ■サイバーショット「DSC-T200」

サイバーショット「DSC-T70」 ■サイバーショット「DSC-T70」

TVCMでもお馴染み「スマイルシャッター」機能搭載のサイバーショット最新モデル!いち早く購入した方々のレビューをご紹介いたします!


サイバーショット「DSC-W200」 サイバーショット「DSC-H7」

モニターレビュー最新記事 モニターとして、最新サイバーショットを約1ヵ月間体験するブロガー達の新着レビュー記事です。

関連リンク MONO-PORTAL
MONO-PORTAL
LLPレビューブログ推進委員会


サイバーショット公式サイト
ソニースタイル

RSS 新着記事の情報を取得する
Powered by Movable Type